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肩関節の痛み

[2023.03.13]

理学療法士とは

3年制または4年生の専門学校または大学の専門学科を卒業した上で取得する国家資格です。
医学的判断に基づいた医師の指導のもとで運動療法を行う、いわばリハビリのプロフェッショナルです。
医学的根拠に基づいた高度な専門知識を持ち、詳細な人体のメカニズムを熟知した上での効果的な治療の実現をサポートしています。
一人一人の患者さんに対して丁寧にご説明をさせていただきながら、納得度の高い治療を目指しています。

「神経の痛みと関係がありますか?」

この痛みは骨が痛いのか?筋肉が痛むのか?神経が痛いのか?―

一般の患者さんにはその違いはなかなかわかりにくいことかと思います。
診療室でも「この痛みは神経ですか?」といったご質問をいただくことは日常的です。
人体にはご存知の通り、無数の目に見えない神経が存在しています。
神経が圧迫されると痛みやしびれを感じます。
「痛い」とはまさにこの全身にある痛みのセンサーが反応している証拠です。
特に首には多くの神経が集中していますから、肩回りの痛みに関してみなさんが神経の障害を心配される気持ちはとてもよくわかります。
しかし、肩関節やひじ、ひざといった部分が痛む理由はその場所に炎症があるから発生しています。
ですから、神経がどうこうという話とは実は関係ないんですね。
内科的な疾患の可能性はありますが、基本的には整形外科で扱う障害は"目に見える問題"であることがほとんどです。
筋肉や関節から由来する痛みを体は感じますが、それは『神経に触れているから痛い』という構造とは違います。
複雑な違いですが、そこが皆さんが取り違えしやすい部分でもあります。

痛みの原因が画像からわかる場合とわからない場合があることも事実です。
わからない場合はもちろん神経に関わる病の可能性と合わせて検討し、必要に応じて専門医もご紹介させていただいています。
一人一人の患者さんの痛みの原因を正確に究明するという点においては、当院は客観的事実と医学的根拠に基づいた精度の高い診断を患者さんにはご提供したいと強く願っています。
理学療法士も常駐している充実した環境ですので、肩関節等の障害には動きが良くなるまで親身に対応させていただきます。

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