メニュー

靭帯損傷

スポーツ中や日常生活のふとした瞬間に、関節を強くひねって「靭帯損傷」を経験される方は少なくありません。靭帯は骨と骨をつなぎ、関節を安定させる大切な役割を持っています。一度損傷すると、適切な処置を行わない限り、関節の緩みが残ったり、将来的に軟骨を傷める原因になったりすることもあります。西宮市の田中整形外科クリニックでは、阪急苦楽園口駅すぐの場所で30年にわたり、地域のみなさんの関節の健康を守り続けてきました。当院長は日本整形外科学会専門医および日本整形外科学会認定スポーツ医の資格を有しており、部活動に励む学生さんからプロのアスリート、そして階段の上り下りで膝に不安を感じるご高齢の方まで、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診断と治療を行っています。高性能なMRIを導入しているため、靭帯の状態を詳細に確認し、リハビリテーションのプロフェッショナルである理学療法士と連携して、再発しにくい体づくりをサポートします。「この程度の痛みなら大丈夫」と我慢せず、まずは私たちにご相談ください。

靭帯損傷の原因

靭帯損傷が起こる原因は、関節に対してその許容範囲を超える大きな力が加わることです。特にスポーツの場面や不慮の事故、日常生活の転倒などで多く見られます。当院がある西宮市の苦楽園や夙川、甲陽園エリアでも、学校の部活動や趣味のスポーツ中に怪我をされて来院される患者さんが多くいらっしゃいます。

スポーツによる強い負荷

テニスやサッカー、バスケットボールなどのスポーツでは、急な切り返しやジャンプの着地、接触プレイなどで関節にひねる力が加わり、靭帯を傷めることがよくあります。特に膝の前十字靭帯や足首の外側靭帯は、スポーツ現場で損傷しやすい部位として知られています。当院長は日本整形外科学会認定スポーツ医として、競技への復帰を見据えた的確なアドバイスを行っています。

スポーツ障害の詳細については「スポーツ障害」のページを参照してください。

日常生活での転倒や事故

スポーツだけでなく、階段を踏み外したり、段差につまずいたりして足をひねることも靭帯損傷の大きな原因です。雨の日の滑りやすい路面や、足元の暗い場所での歩行には注意が必要です。また、交通事故などの強い衝撃によって、複数の靭帯を同時に損傷してしまうケースも見られます。受傷直後に腫れや強い痛みがある場合は、早急に専門的な検査を受けることが大切です。

加齢による靭帯の質の変化

年齢を重ねると、靭帯の弾力性が徐々に低下し、以前なら耐えられたようなわずかな力でも損傷しやすくなることがあります。特に、長年の負荷の積み重ねで靭帯が弱くなっている場合、特別なきっかけがなくても「なんとなく関節が不安定」と感じるようになることもあります。当院では予防医療にも力を入れており、筋力を維持して靭帯への負担を減らす方法も指導しています。

靭帯損傷によって引き起こされる病気

靭帯損傷を適切に治療せずに放置したり、無理を重ねたりすると、関節全体のバランスが崩れ、他の病気を併発するリスクが高まります。関節の安定性が失われることで、周囲の組織へ二次的な被害が及ぶため、早期のケアが必要です。

膝前十字靭帯損傷

膝の中にある前十字靭帯が切れてしまうと、膝がガクッと外れるような感覚になる「膝崩れ」が起こりやすくなります。これを繰り返すと、膝のクッションの役割をする半月板が傷つき、強い痛みや膝の曲げ伸ばしが困難になる症状が現れます。将来的な関節の変形を避けるためにも、精密な診断が欠かせません。

半月板のトラブルについては「半月板損傷」のページを参照してください。

変形性膝関節症

靭帯の損傷によって関節が不安定なまま数年、数十年と経過すると、骨を覆っている軟骨がすり減り、関節が変形する変形性膝関節症へと進行することがあります。これにより、歩行時の痛みや、正座ができないといった日常生活の制限が生じます。当院では、このような進行を食い止めるための予防的リハビリテーションを重視しています。

膝の痛みに関する詳細は「変形性ひざ関節症」のページを参照してください。

足関節不安定症

足首の捻挫を繰り返すと、靭帯が緩んだ状態になり、少しの段差でもすぐに足をひねってしまう「捻挫癖」がつきます。これが足関節不安定症です。歩くたびに関節がぐらつくため、疲れやすくなったり、足首の周辺に慢性的な炎症が起きたりします。当院では理学療法士による歩き方の指導や、足首を支える筋力トレーニングを提供しています。

足首のトラブルについては「足くびの捻挫」のページを参照してください。

靭帯損傷の処置や治療法

田中整形外科クリニックでは、まずは詳細な検査を行い、損傷の程度を評価することから始めます。当院にはMRIが完備されているため、レントゲンでは写らない靭帯の断裂や炎症、骨の中の浮腫などを詳しく調べることが可能です。その結果に基づき、患者さんの生活スタイルや目標に合わせた治療プランを提案します。

保存的治療とリハビリテーション

多くの靭帯損傷は、手術をせずに治す保存的治療が選択されます。受傷直後はシーネやサポーターで関節を固定し、安静を保ちます。痛みが落ち着いてきたら、109平方メートルの広々としたリハビリテーション室で、国家資格を持つ理学療法士による運動療法を開始します。硬くなった関節を動かしたり、弱った筋肉を鍛えたりすることで、関節の機能を回復させ、再発しにくい体を作ります。

当院の運動療法については「当院のリハビリについて」のページを参照してください。

PFC-FD療法による再生医療

関節の痛みが続いていたり、手術を勧められたけれど踏みきれないという患者さんには、ご自身の血液から抽出した成長因子を利用するPFC-FD療法という選択肢があります。これは近年注目されている先進的な治療法で、組織の修復を促す効果が期待できます。手術のような大きな負担が少なく、外来での治療が可能です。

再生医療の詳細は「PFC-FD療法」のページを参照してください。

PFC-FD療法に関する留意事項
  • この治療で使用するPFC-FDは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器等を用いて加工されています。
  • 加工は、国内の特定細胞加工物製造届出を受理された施設に委託して行われます。
  • 同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
  • 現在まで、ご自身の血液を用いるため重大な副作用は報告されていませんが、注射部位の痛みや腫れが出る可能性があります。
  • 本治療は公的保険の対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

物理療法による炎症の緩和

牽引機や電気治療器など、豊富な専門機器を用いて痛みの緩和を図ります。当院では、スピーディーな対応ができるよう治療機器の台数も十分に用意しています。炎症が強い時期には、これらの機器を効果的に組み合わせて使用することで、苦痛を最小限に抑えながら回復を促します。苦楽園口駅前という立地から、仕事帰りや学校帰りに通院しやすい環境を整えています。

靭帯損傷についてのよくある質問

Q1. 靭帯が切れても自然に治ることはありますか?

A1. 損傷の程度によります。部分的な断裂であれば、適切な固定とリハビリテーションによって、周囲の組織が補ったり靭帯が修復されたりして、日常生活に支障がないレベルまで回復することが期待できます。しかし、完全に断裂している場合や、関節の強い緩みが残る場合は、手術が必要になることもあります。まずはMRIなどで正確な状態を把握することが重要です。

Q2. どのくらいでスポーツに復帰できますか?

A2. 損傷した部位や程度、行うスポーツの内容によって大きく異なります。軽い捻挫であれば数週間で復帰できることもありますが、膝の前十字靭帯損傷など重度の場合は、数ヶ月単位のリハビリが必要です。当院では日本整形外科学会認定スポーツ医と理学療法士が連携し、競技特性に合わせた復帰プログラムを作成します。焦らず段階を踏むことが、再発を防ぐ鍵となります。

Q3. 放置するとどうなりますか?

A3. 靭帯が緩んだまま放置すると、関節がぐらつき、骨同士がぶつかり合うことで軟骨がすり減っていきます。これが将来的に変形性関節症を引き起こす大きな要因となります。また、関節を守ろうとして他の部位に無理な負担がかかり、腰痛や別の場所の痛みにつながることもあります。たとえ痛みが引いたとしても、関節の緩みがある場合は専門医の診断を受けてください。

Q4. 田中整形外科クリニックではどのようなリハビリが受けられますか?

A4. 私たちのクリニックでは、国家資格を持つ経験豊富な理学療法士が、マンツーマンで指導を行います。ただ電気を当てるだけでなく、なぜその動作で痛みが出るのか、どの筋肉が弱いのかを慎重に観察し、個別のプログラムを組み立てます。広々としたリハビリ室で、筋力トレーニングやストレッチ、動作指導などを丁寧に行い、患者さんが笑顔で元の生活に戻れるようサポートします。

院長より

靭帯を傷めると、これまで当たり前にできていた歩行やスポーツができなくなり、不安な気持ちになられることと思います。田中整形外科クリニックは、父である名誉院長がこの地で開業してから30周年を迎えました。私たちは「街のおまわりさんのように、なんでも相談できるクリニック」であることを大切にしています。私が院長に就任してからも、その理念を継承しつつ、先進的なMRI診断やリハビリテーション、そして再生医療といった多様な選択肢をご用意して、患者さん一人ひとりに向き合っています。

私は日本整形外科学会専門医であり、スポーツ医としての経験も積んでまいりました。怪我を治すことはもちろんですが、その先の「再発させない体づくり」という予防医療にも情熱を注いでいます。109平方メートルという開放的なリハビリテーション室は、患者さんが前向きに治療に取り組めるよう、明るくゆったりとした空間に整えました。理学療法士と共に、みなさんの人生の質が向上するよう、全力でサポートさせていただきます。西宮市の阪急苦楽園口駅前で、スタッフ一同、みなさんのご来院を心よりお待ちしております。どのような些細な違和感でも、お気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME